発明情報

効率性と安全性の高いカロテノイド異性化技術

有機溶媒や重金属触媒を使用せず、食品・化粧品・医薬品に適用可能なシス型カロテノイドへの異性化技術を開発しました。

背景

 カロテノイドは食品・化粧品・飼料・医薬品など幅広い分野で利用される需要の高い機能性成分であり、健康効果が知られることから摂取も推奨されています。一方で脂溶性のため水に溶けにくく、自然界に多いトランス型は結晶性が高く油脂への溶解性も低いため、吸収性や加工効率の低さが課題です。
 この課題に対しては、有機溶媒添加や高温処理、重金属触媒による異性化が行われていますが、コストや安全性の面で課題があり、食品や医薬品用途に適した、より安全で低コストな加工技術が求められています。

発明概要と利点

 発明者らは、有機溶媒や重金属触媒を使用せずに、水系媒体中での分散状態下で簡便にトランス型カロテノイドからシス型カロテノイドへ異性化する方法を開発しました。本技術を利用すれば、食品加工に利用可能かつ効率的なシス型への変換が期待できます。

 

食品・医薬品に利用可能な安全な天然物を使用

低濃度の添加でも効率的な異性化が可能

水系にも分散させやすく、水溶液中での異性化が可能

異性化により高い吸収性と生理活性、加工特性を付与可能

不安定なシス型カロテノイドを維持可能

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開発段階 ラボスケール(0.1~10 mL)で、本技術を用いたカロテノイド異性化を実証済み

TRL:レベル4
希望の連携 ・ 実施許諾契約
・ 共同研究
・ オプション契約
※本発明は京都大学から特許出願中です。
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