発明情報

安価で迅速に測定可能! 茶葉の品質評価装置

茶葉の蛍光画像から簡便に品質評価を行う方法を開発しました。 生産現場で、安価かつ迅速に品質評価できます。

背景

 茶葉の品質評価方法として、主に近赤外分光法による成分分析が現在用いられています。国内の多くの茶業関係者が同様の技術を利用している一方、装置が高価(数百万円程度)であるうえ、分析手順や試料の前処理が煩雑で、茶の生産現場での評価分析の実施は困難を伴います。その為、迅速かつ安価な茶の品質評価方法が望まれていました。

発明概要と利点

発明者は、茶葉の蛍光分析により、それらの茶成分を分析する手法を開発しました。生産現場での実用的な分析技術を実現します。

  • 試料の前処理が不要

 分析前の茶葉の処理が不要なため、測定の簡易化・迅速化が可能です。

  • 装置が安価

 試作装置サイズは、市販の近赤外分光法分析装置の3分の1程度です。

  • 生育途中でも評価可能

 収穫後は勿論、生育途中の茶葉の蛍光画像からの品質測定が可能です。

開発段階 茶生葉、荒茶、抹茶(最終製品)におけるEEMを用いた蛍光画像分析で、成分と特定の蛍光強度に相関があることを確認済み。
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※本発明は京都大学から特許出願中です。
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