この度、株式会社関西TLO(以下、「関西TLO」)では、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)から
「大学等の技術移転人材育成研修」の実施機関に選定されたことを受け、下記の要領で研修受講生を募集します。
JST大学等の技術移転人材育成研修HP:https://www.jst.go.jp/chizai/pat/p_u_ojt.html
1.研修の目的
わが国の大学等の技術移転分野においては、大学等の研究成果の発掘、権利化、知的財産マネジメント、及び企業へのライセンス活動など
総合的な支援を行なえる人材が求められています。
関西TLOでは、大学等から技術移転を担うべき中核人材を受け入れ、これまで培ってきた技術移転事業に関するノウハウを
組み入れた座学研修及びOJT研修により、技術移転人材の育成を行うことを目的とします。
2.研修成果の目標及び研修の方法
(1) 研修成果の目標
座学研修、及びOJT研修を通じて、技術移転活動に取り組むモチベーションを涵養するとともに、マーケティング能力・セールス能力・
コミュニケーション能力を兼備した、中長期的に大学等内で技術移転業務を担える人材の輩出を目標とします。
(2) 研修の方法
関西TLOがこれまで蓄積してきた技術移転業務に関する知識、ノウハウなどをベースとして、ロールプレイに重点を置いた座学研修と、
顧客訪問に重点を置いたOJT研修を実施します。
3.研修の概要
(1) 実施期間
平成30年9月上旬~平成31年1月下旬まで
※具体的なスケジュールは、ご相談の上、決定します。
(2) 研修場所
・座学研修
関西TLO本社(京都市左京区吉田本町京都大学国際科学イノベーション棟4階)
・OJT研修
訪問先企業など
(3)研修カリキュラム
・座学研修
これまで関西TLOが蓄積してきた技術移転活動に関する知識の習得を目指します。発明発掘、発明の理解、発明の評価、
特許出願戦略、及びマーケティング戦略などを体系的に習得できるプログラムを提供します。
OJT研修に移行する前には、発明者へのヒアリング、電話による企業への技術紹介、面談による企業への技術紹介など、
様々なシチュエーションを想定したロールプレイを活用し、実践感覚を習得していただいた上でOJT研修に移行します。
・OJT研修
技術移転活動を実践的に習得するため、実際の職務現場において、研修担当者の指導の下、技術移転業務を担っていただきます。
OJTを実施する際には、研修担当者からOJT業務内容を説明するとともに、業務内容に応じたロールプレイを実施し、
実践感覚を養っていただいた後、OJTを実施することを原則とします。各OJT終了後には、研修担当者とフォローアップ・
ミーティングを行い、課題を明確にした上で次回のOJTに臨んでいただきます。
(4) 研修参加費用
・無料
・OJT研修で企業訪問等する際の「出張費」も関西TLOで負担します。
(5) 研修報告書
所定の様式で研修報告書を提出していただきます。
Wordファイル:【H30】月報(関西TLO).docx
4. 応募要項
(1) 募集人数
2名
(2) 応募資格
・大学等における産学連携関連部門、技術移転部門等に在籍しており、産学連携関連業務、技術移転関連業務等に従事していること。
・理系・文系を問わず大学卒業程度の専門性を有すること。
・本研修を通じて技術移転のスキルを学ぼうとする意欲があること。
・本研修終了後も、中長期的に大学等において産学連携関連業務や技術移転関連業務を担っていく強い意志があること。
(3) 応募締め切り
平成30年8月31日(金)正午
※募集人数に達した時点で応募を締め切る可能性があります。
(4) 応募書類
応募される方は、応募締め切りまでに下記の書類を提出してください。
・履歴書(写真貼付、様式自由)
・職務経歴書(様式自由)
・参加希望理由書(A4一枚程度、様式自由)
・大学等の推薦書
Wordファイル:【H30】推薦書(関西TLO).docx
(5) 選考方法
書類審査、及び面接により選考いたします。
研修受講者を決定したときは、研修受講者本人と大学等(その者が勤務する機関の長、又は所属する部門等の長)へ文書により、
速やかに受講決定を通知します。
(6) 応募書類の提出、及びお問い合わせ先
株式会社関西TLO
担当:石田 政隆
〒606-8501 京都市左京区吉田本町 京都大学国際化学イノベーション棟4階
電話:075-761-7680 Email:m-ishida@tlo-kyoto.co.jp
〒606-8501
京都市左京区吉田本町
京都大学 国際科学イノベーション棟3階